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大井川の蓬莱橋

 “箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川” と謳われたように、小舟や人足の肩でしか渡る方法のない大井川は、東海道一の交通の難所であった。明治になって、初めて架けられたのがこの 「蓬莱橋」 である。明治12年 (1879)、牧之原台地の開拓農民の出資により建設された。
 最後まで将軍徳川慶喜を護衛してきた幕臣たちは、大井川右岸の牧之原を開拓してお茶を作り始めた。当初は苦労の連続であったが、次第に順調に栽培ができるようになった。生活も安定してきた彼らは、対岸の島田の方へも行き来するようになり、静岡県令 (今の知事) に願いを出して許可されたのだという。

蓬莱橋H

 しかし、橋脚の多いこの木造橋は、大井川の増水の度に被害を受けてきた。そこで、昭和40年に、橋脚をコンクリートパイルに変え、今日の姿になっている。橋長897m、幅員2.7mの木造橋は世界にも例がなく、平成23年に 「世界一の長さを誇る木造歩道橋」 としてギネスブックに認定された。

蓬莱橋G
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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