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形原温泉「あじさいの里」
形原温泉郷は、蒲郡港から西へ向かった山裾にある。天正年間というから、戦国の時代に開設された。補陀ヶ池の下にある補陀寺の祖丘禅師が、夢のお告げで湯を掘り当てたという。その後、温泉の湯は枯渇したが、昭和20年の三河大地震のときに再び湧出して復活したという歴史をもつ。
補陀寺は、神亀3年(726)に建立され、行基の作った馬頭観世音菩薩を祀ると伝えられている。応仁の乱で諸堂のほとんどを焼失してしまったが、観世音像はその難を逃れて現存している。温泉発掘の経緯もあり、現在でも温泉の守護神として信仰されている。

「あじさいの里」は、三角形の補陀ヶ池の周辺と堤防の斜面を利用した庭園である。池を回遊する園路や、階段を上り下りしながらアジサイや樹林の風景を観ることができる。120種5万株が植えられており、品種の説明コーナーや鉢植えを売る店もある。
蒲郡には「紫陽花寺」とも呼ばれる「本光寺」があり、15種1万株を見ることができる。三ヶ根山スカイラインの道路わきには7万本ものアジサイが植えられていて、「あじさいロード」とか「あじさいライン」と呼ばれている。海に近い山の手の土地柄は、アジサイの生育に適しているのだろうと思われる。

補陀寺は、神亀3年(726)に建立され、行基の作った馬頭観世音菩薩を祀ると伝えられている。応仁の乱で諸堂のほとんどを焼失してしまったが、観世音像はその難を逃れて現存している。温泉発掘の経緯もあり、現在でも温泉の守護神として信仰されている。

「あじさいの里」は、三角形の補陀ヶ池の周辺と堤防の斜面を利用した庭園である。池を回遊する園路や、階段を上り下りしながらアジサイや樹林の風景を観ることができる。120種5万株が植えられており、品種の説明コーナーや鉢植えを売る店もある。
蒲郡には「紫陽花寺」とも呼ばれる「本光寺」があり、15種1万株を見ることができる。三ヶ根山スカイラインの道路わきには7万本ものアジサイが植えられていて、「あじさいロード」とか「あじさいライン」と呼ばれている。海に近い山の手の土地柄は、アジサイの生育に適しているのだろうと思われる。

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