Entries
神宮東公園の噴水と彫刻
熱田は古くから、東海道の「宮宿」として、また、熱田神宮の門前町として栄えてきた。明治になって後、南北を走る東海道に沿って、国鉄(現JR)東海道線や名鉄本線が敷設された。神宮東地区は、この幹線路を挟んで、熱田神宮の反対側にある。
神宮東公園は、都市整備公団の賃貸住宅と一体的に整備された地区公園である。面積約10ha,昭和60年(1985)の完成後35年を経て、緑豊な公園に成長している。この公園には、体育館のような取り立てて大きな施設はないが、池や芝生、噴水や彫刻などが整備されていて、住民たちが落ち着いて利用している状況を見ることができる。

公園は、道路を挟んで南北に分断されているが、歩道デッキにより信号なしで行き来できる。南にはステージや観客スタンドをもつ舗装広場があり、その中心に噴水が設置されている。ケヤキなどの樹林の頭越しに、集合住宅などの高いビルが見える。
北側には大理石造りの壁泉があり、その池の畔に一体の彫刻が佇んでいる。銘は「待つ日」、二科展評議員も務める津田裕子氏の作である。隣に立つ公園灯も傍らの金属製ベンチも一体的な作品のように思われる。質の良い添景物は、公園の景観や価値を高めてくれると考える。


神宮東公園は、都市整備公団の賃貸住宅と一体的に整備された地区公園である。面積約10ha,昭和60年(1985)の完成後35年を経て、緑豊な公園に成長している。この公園には、体育館のような取り立てて大きな施設はないが、池や芝生、噴水や彫刻などが整備されていて、住民たちが落ち着いて利用している状況を見ることができる。

公園は、道路を挟んで南北に分断されているが、歩道デッキにより信号なしで行き来できる。南にはステージや観客スタンドをもつ舗装広場があり、その中心に噴水が設置されている。ケヤキなどの樹林の頭越しに、集合住宅などの高いビルが見える。
北側には大理石造りの壁泉があり、その池の畔に一体の彫刻が佇んでいる。銘は「待つ日」、二科展評議員も務める津田裕子氏の作である。隣に立つ公園灯も傍らの金属製ベンチも一体的な作品のように思われる。質の良い添景物は、公園の景観や価値を高めてくれると考える。


- 関連記事
-
- 鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏 (2019/11/11)
- 神宮東公園の噴水と彫刻 (2019/07/08)
- 形原温泉「あじさいの里」 (2019/06/16)
コメント
コメントの投稿
トラックバック
- トラックバック URL
- http://chubu-fukken.com/tb.php/546-85909de9
- この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)