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千頭駅の転車台
千頭駅の改札からホームの奥深くに、蒸気機関車の転車台(ターンテーブル)がある。ちょうど転向の作業が始まるというので、走って現地まで行った。乗車客など一般の人も見ることができるので、同じように急ぐ人たちがいた。
客車から切り離された機関車だけが、後ろ向きに進んでいく。複雑な操車線路を経て、前向きで転車台に入ってきた。ターンテーブルにすっぽり乗るといよいよ転向の始まりである。ここは新金谷駅と違って、電力を使わずに人力のみで回す方式である。

驚いたことに、女性の駅員がたった1人で回転させている。(実は後ろ側で男性2人が押していたし、通常は4~6人で押す)それにしても重量感あふれる機関車を、いとも簡単(そう)に動かすので感動してしまう。180度向きを変えた機関車は、また、前向きに進んで行き、バックで客車と連結するのである。
この転車台は、明治30年(1897)に英国のランソン&ラピア社で製造されたものである。日本に輸入された当初は東北線で使われ、その後、新潟県の国鉄赤谷線東赤谷駅に設置されていた。そして、昭和55年(1980)に千頭駅へ移設されたものである。日本に現存し、活用されているものとしては最も古く、平成13年に国の登録文化財に登録された。

客車から切り離された機関車だけが、後ろ向きに進んでいく。複雑な操車線路を経て、前向きで転車台に入ってきた。ターンテーブルにすっぽり乗るといよいよ転向の始まりである。ここは新金谷駅と違って、電力を使わずに人力のみで回す方式である。

驚いたことに、女性の駅員がたった1人で回転させている。(実は後ろ側で男性2人が押していたし、通常は4~6人で押す)それにしても重量感あふれる機関車を、いとも簡単(そう)に動かすので感動してしまう。180度向きを変えた機関車は、また、前向きに進んで行き、バックで客車と連結するのである。
この転車台は、明治30年(1897)に英国のランソン&ラピア社で製造されたものである。日本に輸入された当初は東北線で使われ、その後、新潟県の国鉄赤谷線東赤谷駅に設置されていた。そして、昭和55年(1980)に千頭駅へ移設されたものである。日本に現存し、活用されているものとしては最も古く、平成13年に国の登録文化財に登録された。

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