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矢勝川の彼岸花
愛知県の半田市と阿久比町の境に矢勝川という小さな川が流れている。この川の堤防には約200万本のヒガンバナが植えられていて、毎年9月下旬 (秋のお彼岸ごろ)、堤防を真っ赤に染めるほどに花を咲かせる。これは20年ほど前から半田の人たちが植え育て、年々増やしていったものである。中心になって活動しているのは 「矢勝川の環境を守る会」 の方々で、川の清掃にも取組んでいる。

ヒガンバナは、種で繁殖するのではなく球根で増えていく。9月中旬になると突然地中から芽が出てきて、1週間ほどで真っ赤な花をつけるのでビックリする。花が終わると濃い緑色の葉が繁り、冬の間に栄養を球根に蓄え、春になると地上部は枯れてしまうのである。球根にはリコリンという毒が含まれているが、飢饉の時には、水さらしにより毒を消して救荒食物にしたという。
この半田市岩滑 (やなべ) 地区は、新美南吉の童話 「ごんぎつね」 の舞台であり、近くにその記念館がある。今年は、南吉の生誕100年目に当たり、各種の記念事業が開催されている。


ヒガンバナは、種で繁殖するのではなく球根で増えていく。9月中旬になると突然地中から芽が出てきて、1週間ほどで真っ赤な花をつけるのでビックリする。花が終わると濃い緑色の葉が繁り、冬の間に栄養を球根に蓄え、春になると地上部は枯れてしまうのである。球根にはリコリンという毒が含まれているが、飢饉の時には、水さらしにより毒を消して救荒食物にしたという。
この半田市岩滑 (やなべ) 地区は、新美南吉の童話 「ごんぎつね」 の舞台であり、近くにその記念館がある。今年は、南吉の生誕100年目に当たり、各種の記念事業が開催されている。

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