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豊田スタジアムと豊田大橋

 2002年に豊田市が建設した球技専用のスタジアム。埼玉スタジアムに次いで日本で2番目の規模である。4階建てのスタンドがピッチの周囲を囲んでいて、4万5000人の観客を収容することができる。設計は黒川紀章の事務所が担当した。
 グランドは115m×78mの天然芝で、サッカーやラグビーの試合に適している。名古屋グランパスのホームスタジアムの一つであり、瑞穂運動場と交替でゲームを開催している。現在開催されているラグビーワールドカップの会場にも選ばれていて、今まさに熱いゲームが展開されている。

豊田スタジアムマップ

 ピッチ上空にはテント式の可動屋根を備えている。天然芝には日光や雨が当たり、雨天の日には屋根を張ることもできる。天然芝は、豊田市内の農家で栽培している。芝を地産地消で賄うのは、日本では初めてである。可動屋根は残念ながら故障中で、現在は開けっ放しになっている。
 豊田市駅からスタジアムまでは一本道である。矢作川に架かる豊田大橋を渡っていく。約1.2kmの道を歩いていくと、近づくに従って期待が高まる。橋の竣工は1999年、長さは約475m。バスケットハンドル型ニールセンローゼ橋という形式で、やはり黒川紀章の設計である。

豊田スタジアムG
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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建設・補償コンサルタント

プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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