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中小田井の願王寺
中小田井の町並みの中ほどに、大きなお寺がある。善光寺の別院で「願王寺」という。街道からの入り口に神社の象徴「鳥居」が建っている。これは神仏混淆(神仏習合)の名残であろうか。石畳の参道を歩くと「善光寺」と書かれた扁額のある山門に至る。
山門の左右には、まだ木肌も新しい仁王様が屹立しており、柱には巨大な草鞋が掛けられている。あちらこちらのお寺の山門で仁王像を見ることがあるが、鳩除け?のためか金網が張ってある所がほとんどである。ここは網がないので、綺麗な写真を撮ることができた。

願王寺の創建は天長6年(829)と伝えられている。元々は天台宗、本山は比叡山延暦寺であるが、明治以降は信州善光寺の別院となった。宗派を問わないので、小田井だけでなく名古屋の西部からも多くの信者を集めたという。
本堂は、昭和の初めに建立された建物を昭和50年に屋根を取り去り、柱などを残しながら新しい大屋根を架けたものである。ファサードは全面ガラス張りというユニークなデザインで、昭和52年の日本建築学会賞を受賞している。

山門の左右には、まだ木肌も新しい仁王様が屹立しており、柱には巨大な草鞋が掛けられている。あちらこちらのお寺の山門で仁王像を見ることがあるが、鳩除け?のためか金網が張ってある所がほとんどである。ここは網がないので、綺麗な写真を撮ることができた。

願王寺の創建は天長6年(829)と伝えられている。元々は天台宗、本山は比叡山延暦寺であるが、明治以降は信州善光寺の別院となった。宗派を問わないので、小田井だけでなく名古屋の西部からも多くの信者を集めたという。
本堂は、昭和の初めに建立された建物を昭和50年に屋根を取り去り、柱などを残しながら新しい大屋根を架けたものである。ファサードは全面ガラス張りというユニークなデザインで、昭和52年の日本建築学会賞を受賞している。

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