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豊橋市 葦毛湿原

 豊橋市東部にある弓張山地の山麓、海抜70mほどのところに広がる湿地である。土壌が薄いという特徴をもつ 「湧水湿地」 で、このタイプでは東海地方で最も大きな規模である。面積は約5ha、観察用に園路が張り巡らされている。園路には、植物が踏み荒らされないように、尾瀬沼のような木道が整備されている。

いもう湿原1

 この湿地には、東海地方に固有の植物 (ミカワシオガマやシラタマホシクサ)、氷河期に分布を広げたけれど、そのまま取り残されてしまった北方の植物(ミカワバイケイソウやミズギク)、熱帯アジア起源の植物(ミミカキグサなど)が入り混じっている。約250種もの植物が自生しており、愛知県の天然記念物に指定されている。

いもう湿原2

 上の写真は、葦毛湿原を代表するシラタマホシクサ群落が最も美しい9月下旬に撮影したもの。(うっすらと白く見えるところ) そのほかに、葉の粘液で昆虫を捕まえるトウカイコモウセンゴケや根の補虫嚢 (袋) でプランクトンを捕まえるミミカキグサなどの食虫植物も花を咲かせていた。

いもう湿原マップ
 
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:「園長さんのガーデンライフ」
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