Entries
豊橋市 葦毛湿原
豊橋市東部にある弓張山地の山麓、海抜70mほどのところに広がる湿地である。土壌が薄いという特徴をもつ 「湧水湿地」 で、このタイプでは東海地方で最も大きな規模である。面積は約5ha、観察用に園路が張り巡らされている。園路には、植物が踏み荒らされないように、尾瀬沼のような木道が整備されている。

この湿地には、東海地方に固有の植物 (ミカワシオガマやシラタマホシクサ)、氷河期に分布を広げたけれど、そのまま取り残されてしまった北方の植物(ミカワバイケイソウやミズギク)、熱帯アジア起源の植物(ミミカキグサなど)が入り混じっている。約250種もの植物が自生しており、愛知県の天然記念物に指定されている。

上の写真は、葦毛湿原を代表するシラタマホシクサ群落が最も美しい9月下旬に撮影したもの。(うっすらと白く見えるところ) そのほかに、葉の粘液で昆虫を捕まえるトウカイコモウセンゴケや根の補虫嚢 (袋) でプランクトンを捕まえるミミカキグサなどの食虫植物も花を咲かせていた。


この湿地には、東海地方に固有の植物 (ミカワシオガマやシラタマホシクサ)、氷河期に分布を広げたけれど、そのまま取り残されてしまった北方の植物(ミカワバイケイソウやミズギク)、熱帯アジア起源の植物(ミミカキグサなど)が入り混じっている。約250種もの植物が自生しており、愛知県の天然記念物に指定されている。

上の写真は、葦毛湿原を代表するシラタマホシクサ群落が最も美しい9月下旬に撮影したもの。(うっすらと白く見えるところ) そのほかに、葉の粘液で昆虫を捕まえるトウカイコモウセンゴケや根の補虫嚢 (袋) でプランクトンを捕まえるミミカキグサなどの食虫植物も花を咲かせていた。

- 関連記事
-
- 愛知用水あいち池 (2014/02/21)
- 豊橋市 葦毛湿原 (2013/10/03)
- 鶴舞公園菖蒲池 (2013/05/28)
コメント
コメントの投稿
トラックバック
- トラックバック URL
- http://chubu-fukken.com/tb.php/60-1de45add
- この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)