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横井也有宅跡のムクノキ巨木
名古屋城外堀の南、那古野神社の西に東照ビルがある。その南の中庭にムクノキの巨木がある。根元には小さな祠が祀られており、太い幹にはしめ縄も張られている。幹まわり5m、高さは20m、樹齢は400年と推定されている。ただ、幹に大きな洞があり、コンクリートが埋め込まれている。
ビルの道路側に、この木の説明版が立っている。この地は、横井也有(1702~1783)宅の跡地であるという。也有は三の丸西隅(現愛知県図書館)に居を構えていたが、53歳で隠居した後、この地に移住したという。

横井也有は、知行1000石の尾張藩重臣であるが、和歌・俳諧・書画などを嗜む文人として有名である。特に俳句は「うずら衣」の作者として、俳文の新生面を開拓したと言われている。也有の俳句は、芭蕉やその門人とは一味異なり、洒脱でユーモアな人間批評が含まれている。
東山植物園の日本庭園の一部に「也有園」があることは1月3日のブログでご紹介した。也有園は、自然林の中にポッカリ開けた明るい林泉で、個性的な八つ橋や鄙びた四阿(あずまや)が点在している。風流人・也有に相応しい、雅趣に富んだ雰囲気を醸し出している。

ビルの道路側に、この木の説明版が立っている。この地は、横井也有(1702~1783)宅の跡地であるという。也有は三の丸西隅(現愛知県図書館)に居を構えていたが、53歳で隠居した後、この地に移住したという。

横井也有は、知行1000石の尾張藩重臣であるが、和歌・俳諧・書画などを嗜む文人として有名である。特に俳句は「うずら衣」の作者として、俳文の新生面を開拓したと言われている。也有の俳句は、芭蕉やその門人とは一味異なり、洒脱でユーモアな人間批評が含まれている。
東山植物園の日本庭園の一部に「也有園」があることは1月3日のブログでご紹介した。也有園は、自然林の中にポッカリ開けた明るい林泉で、個性的な八つ橋や鄙びた四阿(あずまや)が点在している。風流人・也有に相応しい、雅趣に富んだ雰囲気を醸し出している。

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