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馬車道の石畳(南ボヘミアの城下町)

 ヨーロッパの航空写真を眺めていると、見えてくるものがある。イタリア半島の突当りにアルプスの壁があり、北のドイツを隔てている。アルプスの北に丸い山並み、東に逆S字型の低い山脈がある。丸の中がボヘミアの盆地、S字の中がハンガリー平原である。
 ボヘミアとその東のモラヴィアを合わせてチェコの国を構成する。さらに東は、かつてはひとつの国であったスロバキアである。アルプスを水源とするヴルタヴァ川(ドイツ語ではモルダウ川)がボヘミア盆地の水を集めて北へ流れ、プラハ(紫色の丸)を通ってハンブルグから北海へと注いでいる。

チェスキー マップ

 南ボヘミアに「チェスキー・クルムロフ」(赤い丸)という城下町がある。世界一美しいとも称される古都である。名前の由来が“川がS字に曲がるところ”と言われるとおり、水に囲まれた要害の地である。教会の尖塔を中心に赤い瓦屋根の建物が、形は様々であるが調和を保ちながら並んでいる。
 町を歩く道路は小舗石の石畳で、ピカピカに磨かれている。今は自動車であるが、かつては馬車の車輪が石を削ったのであろう。交差点の角には、勢いのある馬車から家を守るために硬い自然石が積まれていた。消火栓も守られているが、その塗装の色合いが何とも可愛らしいではないか。

チェスキーG
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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