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チェスキー・クルムロフの護床工

 チェスキー・クルムロフには、ハンガリーのブダペストからオーストリアのウィーンを経て、プラハへ向かう途中で立ち寄った。歩いていると気付かないが、案内看板の立体地図を見ると町の形がよく解る。名の通り、S字に蛇行する川に立地した町である。
 右の図で、右側が王宮を中心とした街、左は教会を囲むように発達した住宅地である。ひとたび戦争となり外敵が押し寄せると、戦士だけでなく住民もろとも滅ぼされてしまうような中世のヨーロッパでは、街そのものを外壁や水面で囲い込む必要があったのであろう。

チェスキー マップ2

 海外旅行をすると、必ず朝早く目が覚めてしまうので、ゴソゴソして迷惑にならないよう「朝散歩」をすることにしている。狭い町なので、1時間ほどですべてを見て歩くことができた。川幅いっぱいに堅固な石造りのダムがあった。急流の激しい水流を穏やかにするために設けられた「護床工」である。
 ヴルタヴァ川としてはまだ上流の位置にあり、アルプスの急斜面も近いので大雨になると激しく流れるのであろう。普段は穏やかな流れであり、水も澄んで美しいので、水辺には生活の香りが色濃く漂っている。レストランのベランダにはハンギング・バスケットが飾られ、住宅地の護岸にはバラが植えられていた。

2チェスキーG
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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