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チェスキー・クルムロフの護床工
チェスキー・クルムロフには、ハンガリーのブダペストからオーストリアのウィーンを経て、プラハへ向かう途中で立ち寄った。歩いていると気付かないが、案内看板の立体地図を見ると町の形がよく解る。名の通り、S字に蛇行する川に立地した町である。
右の図で、右側が王宮を中心とした街、左は教会を囲むように発達した住宅地である。ひとたび戦争となり外敵が押し寄せると、戦士だけでなく住民もろとも滅ぼされてしまうような中世のヨーロッパでは、街そのものを外壁や水面で囲い込む必要があったのであろう。

海外旅行をすると、必ず朝早く目が覚めてしまうので、ゴソゴソして迷惑にならないよう「朝散歩」をすることにしている。狭い町なので、1時間ほどですべてを見て歩くことができた。川幅いっぱいに堅固な石造りのダムがあった。急流の激しい水流を穏やかにするために設けられた「護床工」である。
ヴルタヴァ川としてはまだ上流の位置にあり、アルプスの急斜面も近いので大雨になると激しく流れるのであろう。普段は穏やかな流れであり、水も澄んで美しいので、水辺には生活の香りが色濃く漂っている。レストランのベランダにはハンギング・バスケットが飾られ、住宅地の護岸にはバラが植えられていた。

右の図で、右側が王宮を中心とした街、左は教会を囲むように発達した住宅地である。ひとたび戦争となり外敵が押し寄せると、戦士だけでなく住民もろとも滅ぼされてしまうような中世のヨーロッパでは、街そのものを外壁や水面で囲い込む必要があったのであろう。

海外旅行をすると、必ず朝早く目が覚めてしまうので、ゴソゴソして迷惑にならないよう「朝散歩」をすることにしている。狭い町なので、1時間ほどですべてを見て歩くことができた。川幅いっぱいに堅固な石造りのダムがあった。急流の激しい水流を穏やかにするために設けられた「護床工」である。
ヴルタヴァ川としてはまだ上流の位置にあり、アルプスの急斜面も近いので大雨になると激しく流れるのであろう。普段は穏やかな流れであり、水も澄んで美しいので、水辺には生活の香りが色濃く漂っている。レストランのベランダにはハンギング・バスケットが飾られ、住宅地の護岸にはバラが植えられていた。

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