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ヨーロッパの畑作
再び航空写真、今度はアップで見てみる。幾何学模様のモザイク画は、ヨーロッパの農村である。濃い緑色と黄みどり色、そして黄土色の3つに分かれている。黒っぽく見える濃い緑は自然の森、黄みどりは牧畜の草地、黄土色が畑である。
ヨーロッパアルプスを除いて、あまり高い山がないので全体になだらかな丘陵である。畑は、日本の水田のように水平である必要がないので、地形のまま緩やかな傾斜地となっている。季節にもよるが、私の見たのは「ヒマワリ」、「菜の花」、「小麦」であった。いずれも広大で延々とどこまでも続いている。

オーストリアからチェコに入る辺り、EUになってからは国境での入国審査がないのでどちらか判然としないが、異様な真っ白な畑があった。車を降りて見てみると、驚いたことに「ケシ」である。花は終わってすでに実になっている。幸運にも、ひとつだけ花が残っていたので写真を撮ることができた。
実の大きさは、卵より少し小さいくらい。白い粉を吹いたような色合いである。私の認識では、ケシはアヘンの原料になるので栽培禁止である。話を聞いてみると、この地方では麻薬を作るためでなく、「芥子粒」として食料にするために栽培しているとのことであった。

ヨーロッパアルプスを除いて、あまり高い山がないので全体になだらかな丘陵である。畑は、日本の水田のように水平である必要がないので、地形のまま緩やかな傾斜地となっている。季節にもよるが、私の見たのは「ヒマワリ」、「菜の花」、「小麦」であった。いずれも広大で延々とどこまでも続いている。

オーストリアからチェコに入る辺り、EUになってからは国境での入国審査がないのでどちらか判然としないが、異様な真っ白な畑があった。車を降りて見てみると、驚いたことに「ケシ」である。花は終わってすでに実になっている。幸運にも、ひとつだけ花が残っていたので写真を撮ることができた。
実の大きさは、卵より少し小さいくらい。白い粉を吹いたような色合いである。私の認識では、ケシはアヘンの原料になるので栽培禁止である。話を聞いてみると、この地方では麻薬を作るためでなく、「芥子粒」として食料にするために栽培しているとのことであった。

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