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伊賀上野の「ゆ」
伊賀上野城や蓑虫庵を歩き回ったので、汗でグッショリ濡れてしまった。着替えをしたいと思ったところに、ちょうど「ゆ」屋を見つけた。最近のスーパー銭湯でなく、昔ながらの銭湯である。
石造りの門柱に「一乃湯」の文字と温泉マーク「♨」を象ったネオンが掲げられている。細い石張りの通路の先に、ひらがなの「ゆ」の字が紺暖簾に染めつけてある。昭和の古き時代そのままの風情である。
♪♪二人で行った横丁の風呂屋 一緒に出ようねって行ったのに いつも私が待たされた・・・♪♪
南こうせつの「神田川」の一節が思い浮かぶ。下駄をカラコロと鳴らす音が聞こえそうだ。
ちょうど営業時間の4時だったので、誰もいない一番風呂に入ることができた。入り口の「番台」には、福を招くという「福助人形」が座っている。浴室の壁はもちろん富士山を描いたタイル張りだった。(写真はありません)
裏へ回ると、高いコンクリートの煙突がある。お湯を炊くのは今でも薪であろうか?この煙突は、伊賀上野のシンボルになっているという。カウンターに立派なパンフレットが置いてあった。古い“銭湯文化?”を大切にするご主人の心意気が伝わってくる。

◆今日6月10日は「時の記念日」、そこで時間に因んだ「季節通信」をお送りします◆

石造りの門柱に「一乃湯」の文字と温泉マーク「♨」を象ったネオンが掲げられている。細い石張りの通路の先に、ひらがなの「ゆ」の字が紺暖簾に染めつけてある。昭和の古き時代そのままの風情である。
♪♪二人で行った横丁の風呂屋 一緒に出ようねって行ったのに いつも私が待たされた・・・♪♪
南こうせつの「神田川」の一節が思い浮かぶ。下駄をカラコロと鳴らす音が聞こえそうだ。
ちょうど営業時間の4時だったので、誰もいない一番風呂に入ることができた。入り口の「番台」には、福を招くという「福助人形」が座っている。浴室の壁はもちろん富士山を描いたタイル張りだった。(写真はありません)
裏へ回ると、高いコンクリートの煙突がある。お湯を炊くのは今でも薪であろうか?この煙突は、伊賀上野のシンボルになっているという。カウンターに立派なパンフレットが置いてあった。古い“銭湯文化?”を大切にするご主人の心意気が伝わってくる。

◆今日6月10日は「時の記念日」、そこで時間に因んだ「季節通信」をお送りします◆

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