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リニア飯田駅(仮称)周辺の道路整備
リニア中央新幹線開通の2027年を目標に、各地で開発の機運が高まっている。なにせ、東京まで1時間以内で行けることとなれば、日帰り買い物に利用できるようになるのである。テレワークが進めば、東京勤務の人が甲府や飯田、中津川へ転居することも不可能ではない。
飯田では中央市街地の少し北、元善光寺のある「座光寺」に新駅ができる。JR飯田線にも接続することになると思われるが、何と言っても道路の整備が重要であろう。東京や名古屋と短時間で結ばれても、そこからの時間がロスとなってはリニアの効果が薄くなる。

飯田周辺のショップで配られる情報パンフレットにも、道路網整備の計画が記してあった。リニア新駅を起点に、飯田市街を取り囲むように「外環状」と「内環状」の2ルートが想定されている。外環状は中央道や既存の国道などを経由して、愛知との県境にある平谷・売木・天龍などの村々をつなぐ。
内環状は三遠南信自動車道を延伸して、直径10km程度の都市圏を構築しようとするものである。かつて「日本列島改造論」や「首都移転構想」というのがあったが、今はまったく顧みることなく「東京一極集中」が増々進んでいる。これでは地震や火山だけでなく、コロナによっても人口集中が危険なことを忘れているのではないか。リニアの開通により、過剰人口による東京のリスクが緩和されることを期待したい。

飯田では中央市街地の少し北、元善光寺のある「座光寺」に新駅ができる。JR飯田線にも接続することになると思われるが、何と言っても道路の整備が重要であろう。東京や名古屋と短時間で結ばれても、そこからの時間がロスとなってはリニアの効果が薄くなる。

飯田周辺のショップで配られる情報パンフレットにも、道路網整備の計画が記してあった。リニア新駅を起点に、飯田市街を取り囲むように「外環状」と「内環状」の2ルートが想定されている。外環状は中央道や既存の国道などを経由して、愛知との県境にある平谷・売木・天龍などの村々をつなぐ。
内環状は三遠南信自動車道を延伸して、直径10km程度の都市圏を構築しようとするものである。かつて「日本列島改造論」や「首都移転構想」というのがあったが、今はまったく顧みることなく「東京一極集中」が増々進んでいる。これでは地震や火山だけでなく、コロナによっても人口集中が危険なことを忘れているのではないか。リニアの開通により、過剰人口による東京のリスクが緩和されることを期待したい。

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