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岩倉市自然生態園
岩倉市の西端部、東名高速道路近くに自然豊かな公園がある。市が「自然との共生」を目指して、固有のビオトープとして整備した。園内には小川や池、湿地などがあり、この地域に自生する木や草が植栽されている。つい最近まで、どこにでも当たり前に生息していた数多くの生き物を呼び戻そうとするものである。
入口の近くに「ワークハウス」と呼ぶ建物があって、園の概要を説明するとともに昆虫や植物の標本を展示している。橋やあずま屋(休憩所)、草屋根昆虫館などの施設もあって多様な生態を観察できる。面白いのは「こうもりタワー」(写真の矢印)で、三階ほどの高さに小屋があり、小さな穴から蝙蝠が出入りするという。

この生態園は、隣接する津嶋社も一体的に利用できるようになっている。この境内の森はいわゆる照葉樹林で、鬱蒼とした常緑樹に被われている。200年を越えるアラカシもあるという。梅雨時のせいかジメジメと湿気が多い。大木の幹にヤモリが這い登っていた。
一部はモウソウチクの竹林で、樹林と混交している。その中に珍しい現象を見つけた。朽ちて空洞になったアラカシの幹に、モウソウチクが突き抜けて生育しているのだ。どう見ても途中から入り込んだものではなく、根の中央に穴があって、そこからタケノコが入り込んだものとしか考えられない。
入口の近くに「ワークハウス」と呼ぶ建物があって、園の概要を説明するとともに昆虫や植物の標本を展示している。橋やあずま屋(休憩所)、草屋根昆虫館などの施設もあって多様な生態を観察できる。面白いのは「こうもりタワー」(写真の矢印)で、三階ほどの高さに小屋があり、小さな穴から蝙蝠が出入りするという。

この生態園は、隣接する津嶋社も一体的に利用できるようになっている。この境内の森はいわゆる照葉樹林で、鬱蒼とした常緑樹に被われている。200年を越えるアラカシもあるという。梅雨時のせいかジメジメと湿気が多い。大木の幹にヤモリが這い登っていた。
一部はモウソウチクの竹林で、樹林と混交している。その中に珍しい現象を見つけた。朽ちて空洞になったアラカシの幹に、モウソウチクが突き抜けて生育しているのだ。どう見ても途中から入り込んだものではなく、根の中央に穴があって、そこからタケノコが入り込んだものとしか考えられない。
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