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志段味古墳群

 まだ、古墳にとり付かれている。先日高蔵寺へ行く用事があり、その後で「歴史の里・しだみ古墳群」を訪ねた。「しだみ古墳群ミュージアム」を含むこの野外博物館(?)は、7基の古墳を体感できるように、芝生と園路で綺麗に整備されている。
 東谷山の西山麓、庄内川を見下ろす河岸段丘の上に、名古屋初の前方後円墳が造られたのは4世紀中ごろ以降である。全長115mという巨大な古墳(白鳥塚古墳)が忽然と姿を現した。以後7世紀までに、この一帯に数々の古墳が築かれ、これまでに66基が確認されている。

しだみ古墳マップ

 「ミュージアム」に濃尾平野全般の古墳群配置図が展示してあった。木曽三川がつくり出す広大な三角州を取り囲むように、河岸段丘や台地に分布していることが分かる。豪族たちは高台に生活し、川の氾濫原や自然堤防で稲作を営む農民を上から支配していたのだろう。
 支配者層は遅くに大陸から渡って来たので、先住民より高い文化をもっていたと思われる。古墳を造成できる技術から考えると、大規模な農業用水路や溜池などの整備を指導したかもしれない。豪族は武力だけでなく、文化的叡智によっても人民を支配したものと思われる。

しだみ古墳G

しだみ古墳H
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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