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志段味大塚古墳
「大塚・大久手古墳群地区」最大の古墳、全長51m、「帆立貝式」の形状である。くびれ部に1か所「造り出し」も見られる。帆立貝式と呼ぶのは、前方後円墳に比べて「前方」部分が小さく、上から見るとホタテガイの形に似ているからである。
現在は、造られていた当時の姿に復元されている。階段も整備されていて、墳頂まで登ることができる。上に登って見ると、この墳丘の構造がよく分かる。「後円部」は、思ったより傾斜がきつく、新しく付け加えた階段も急勾配である。それに比べ、「前方部」は低く平坦である。

案内看板に、発掘当時の写真が掲示されていた。葺石の様子や、円形に並べられた埴輪の様子がよく分かる。これまでに見た「古墳」というと、こんもりとした森に被われたイメージであるが、こうして造成当時の姿を見ると異なった印象を受ける。これは葬送の場なのだと。
「後円部」の墳頂部には、2つの埋葬施設があった。ともに上から穴を掘り、穴の底に木棺を据えて遺骸を納めてある。木棺は、直径1mを超すような針葉樹を縦に割り、中をくり抜いた「割竹形」である。頂上に複製が展示してあった。

現在は、造られていた当時の姿に復元されている。階段も整備されていて、墳頂まで登ることができる。上に登って見ると、この墳丘の構造がよく分かる。「後円部」は、思ったより傾斜がきつく、新しく付け加えた階段も急勾配である。それに比べ、「前方部」は低く平坦である。

案内看板に、発掘当時の写真が掲示されていた。葺石の様子や、円形に並べられた埴輪の様子がよく分かる。これまでに見た「古墳」というと、こんもりとした森に被われたイメージであるが、こうして造成当時の姿を見ると異なった印象を受ける。これは葬送の場なのだと。
「後円部」の墳頂部には、2つの埋葬施設があった。ともに上から穴を掘り、穴の底に木棺を据えて遺骸を納めてある。木棺は、直径1mを超すような針葉樹を縦に割り、中をくり抜いた「割竹形」である。頂上に複製が展示してあった。

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