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岩倉神社の「農村舞台」
西中金駅北側の山裾に、岩倉神社が鎮座している。一段高い石垣の上に本殿があるが、その建物は一回り大きな上屋で保護されている。本殿の前に拝殿があるのは普通であるが、この神社の特色は、さらにその前に「農村舞台」が設置されていることである。
舞台は、間口8間、奥行き5間という大きなもので、この地域にある神社の舞台としては最大のものという。また、回転床、すなわち「廻り舞台」が備えられていることも特徴である。江戸時代後期の文化5年(1808)に建立され、昭和30年代までは歌舞伎や芝居の興業が続けられてきた。

しかし、その後は娯楽の多様化が進み、舞台の使用頻度が少なくなり損傷も激しくなってしまった。それではいけないと、平成12年になって地域の人たちは「石野歌舞伎保存会」を設立して再興を期すこととした。翌13年には廻り舞台も含めた大改修が行われ、14年からは毎年10月に定期公演が開催されている。現在、豊田市の有形民俗文化財に指定されている。
境内の片隅に、幹が曲がりくねった老大木がある。看板がついていて、「アカメヤナギ」と記されていた。この木は木曽川の河川敷や、鶴舞公園の池畔など水気の多い土地に自生する性質をもっている。ここも、田んぼの近くの傾斜地であった。
舞台は、間口8間、奥行き5間という大きなもので、この地域にある神社の舞台としては最大のものという。また、回転床、すなわち「廻り舞台」が備えられていることも特徴である。江戸時代後期の文化5年(1808)に建立され、昭和30年代までは歌舞伎や芝居の興業が続けられてきた。

しかし、その後は娯楽の多様化が進み、舞台の使用頻度が少なくなり損傷も激しくなってしまった。それではいけないと、平成12年になって地域の人たちは「石野歌舞伎保存会」を設立して再興を期すこととした。翌13年には廻り舞台も含めた大改修が行われ、14年からは毎年10月に定期公演が開催されている。現在、豊田市の有形民俗文化財に指定されている。
境内の片隅に、幹が曲がりくねった老大木がある。看板がついていて、「アカメヤナギ」と記されていた。この木は木曽川の河川敷や、鶴舞公園の池畔など水気の多い土地に自生する性質をもっている。ここも、田んぼの近くの傾斜地であった。
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