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安城市の丈山苑

 紅葉の季節である。愛知県なら足助の香嵐渓、犬山の寂光院や有楽苑、名古屋市内なら東山植物園の合掌造り周辺や、庭としては新しいけれど徳川園の日本庭園が思い浮かぶ。もうひとつ、安城のデンパーク近くの「丈山苑」を思い出した。
 さっそく、ブログの取材を兼ねて安城へ行くこととした。人の混雑する博物館や美術館は、コロナが厳しい今、自分の年齢を考えると避けた方が良いと思う。その点、公園や庭園など広いアウトドアなら、感染の確率も低く、鬱屈した心を晴らすのにも適していると考える。

丈山苑

 京都・東山の「詩仙堂丈山寺」を、友人に案内してもらったことがある。石川丈山(1583~1672)が晩年を過ごした寺である。丈山は徳川家に仕えた武将であったが、大坂夏の陣の後、武士を捨てて学問と風雅を楽しむ身となった。京都一乗寺に建て、終の住処としたのが「詩仙堂」である。
 生まれ故郷である安城市では、丈山を記念するため、詩仙堂にそっくりそのままの庭園を整備した。「丈山苑」である。丸窓のある三階建ての「詩泉閣」を中心に庭園が広がっている。鈎状に曲がった濡れ縁からは、サツキの刈込みを植えた枯山水が眺められる。池や四阿のある池水回遊式庭園では、紅葉したカエデや実を付けた柿の木が美しかった。

季節通信86干し柿



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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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