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安城市の丈山苑
紅葉の季節である。愛知県なら足助の香嵐渓、犬山の寂光院や有楽苑、名古屋市内なら東山植物園の合掌造り周辺や、庭としては新しいけれど徳川園の日本庭園が思い浮かぶ。もうひとつ、安城のデンパーク近くの「丈山苑」を思い出した。
さっそく、ブログの取材を兼ねて安城へ行くこととした。人の混雑する博物館や美術館は、コロナが厳しい今、自分の年齢を考えると避けた方が良いと思う。その点、公園や庭園など広いアウトドアなら、感染の確率も低く、鬱屈した心を晴らすのにも適していると考える。

京都・東山の「詩仙堂丈山寺」を、友人に案内してもらったことがある。石川丈山(1583~1672)が晩年を過ごした寺である。丈山は徳川家に仕えた武将であったが、大坂夏の陣の後、武士を捨てて学問と風雅を楽しむ身となった。京都一乗寺に建て、終の住処としたのが「詩仙堂」である。
生まれ故郷である安城市では、丈山を記念するため、詩仙堂にそっくりそのままの庭園を整備した。「丈山苑」である。丸窓のある三階建ての「詩泉閣」を中心に庭園が広がっている。鈎状に曲がった濡れ縁からは、サツキの刈込みを植えた枯山水が眺められる。池や四阿のある池水回遊式庭園では、紅葉したカエデや実を付けた柿の木が美しかった。

さっそく、ブログの取材を兼ねて安城へ行くこととした。人の混雑する博物館や美術館は、コロナが厳しい今、自分の年齢を考えると避けた方が良いと思う。その点、公園や庭園など広いアウトドアなら、感染の確率も低く、鬱屈した心を晴らすのにも適していると考える。

京都・東山の「詩仙堂丈山寺」を、友人に案内してもらったことがある。石川丈山(1583~1672)が晩年を過ごした寺である。丈山は徳川家に仕えた武将であったが、大坂夏の陣の後、武士を捨てて学問と風雅を楽しむ身となった。京都一乗寺に建て、終の住処としたのが「詩仙堂」である。
生まれ故郷である安城市では、丈山を記念するため、詩仙堂にそっくりそのままの庭園を整備した。「丈山苑」である。丸窓のある三階建ての「詩泉閣」を中心に庭園が広がっている。鈎状に曲がった濡れ縁からは、サツキの刈込みを植えた枯山水が眺められる。池や四阿のある池水回遊式庭園では、紅葉したカエデや実を付けた柿の木が美しかった。

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