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アイルランドの酒造工場
東海岸にある首都ダブリンから西海岸へ向かう途中に、キルベガンという村がある。小川に架かる橋の畔に煉瓦造りの煙突が立っていて「WHISKEY」と書いてある。面白い建物だったので写真を撮った。日本へ帰ってから司馬遼太郎の『街道をゆく・愛蘭土紀行Ⅱ』を読んだ。その中に次のような部分があった。まさにこの写真の工場のことを書いたのだろう。以下引用・・・
「キルベガン・・・ダブリンより西へ90km。路傍に清らかな小川がながれていて、古いウィスキー工場が建っている。建物は石を積んでシックイを塗ったアイルランド農家の建て方で、エントツだけが赤レンガである。“古いウィスキー蒸留所を修復した保存建造物”という意味の掲示が出ているから、村の文化財にちがいない。・・・」 ちなみにスコッチは「WHISKY」と表記し、Eが入っていない。

その小川には中洲があって、ヤナギなどの樹木が密生している。そこに簡単な立札が立っていて、「WILDLIFE SANCTUARY」と記してある。すなわち「野生の聖域」を示している。水も、そこに棲む魚も、植物も、訪れる野鳥も大切にしようという思想である。
アイルランドの名産は、アイリッシュウィスキーと、もうひとつギネスビールがある。ダブリン近くにビール工場があって、試飲つきの見学をさせてもらった。ウィスキーもビールも原料は大麦である。郊外に広大な麦畑があった。


「キルベガン・・・ダブリンより西へ90km。路傍に清らかな小川がながれていて、古いウィスキー工場が建っている。建物は石を積んでシックイを塗ったアイルランド農家の建て方で、エントツだけが赤レンガである。“古いウィスキー蒸留所を修復した保存建造物”という意味の掲示が出ているから、村の文化財にちがいない。・・・」 ちなみにスコッチは「WHISKY」と表記し、Eが入っていない。

その小川には中洲があって、ヤナギなどの樹木が密生している。そこに簡単な立札が立っていて、「WILDLIFE SANCTUARY」と記してある。すなわち「野生の聖域」を示している。水も、そこに棲む魚も、植物も、訪れる野鳥も大切にしようという思想である。
アイルランドの名産は、アイリッシュウィスキーと、もうひとつギネスビールがある。ダブリン近くにビール工場があって、試飲つきの見学をさせてもらった。ウィスキーもビールも原料は大麦である。郊外に広大な麦畑があった。


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