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ダブリンの植物園
都心近くに国立の植物園があるというので訪ねてみた。グレスネビン植物園という。1759年誕生のキューガーデン(英国王立)ほどではないけれど、1795年設立と歴史は古い。面積20ha、栽培植物数2万種という。(ちなみに東山植物園は1937年設立、27ha,7千種である)
入口のすぐにある温室は、白くて細い鉄骨で構成された繊細なデザインである。中から見るとさらに、構造の美しさが際立っている。私は温室の評価を、植物との調和ではかることとしている。近年の温室の中には、建築家の主張が強調されて、植物そっちのけという建築を見るからである。

ボーダー花壇(園路沿いに宿根草などを植えた細長い花壇)を眺めていると、花ガラ取りの手入れをしている女性ガーデナーがいた。拙い英語で話しかけると、笑顔で応えてくれた。平面花壇や、ハンギングバスケットの立体花壇も見事である。事務所で日本から来たと告げると植物目録をくれた。
奥へ進むと大木の林立する深い樹林がある。ヨーロッパの公園では、必ずと言っていいほど野生のリスに出会う。人との関係がいいのか、近寄っても逃げる素振りがない。水生植物を栽培する池には、緑色に塗られた橋が架かっている。こういうデザインにも、美的センスが光っている。
入口のすぐにある温室は、白くて細い鉄骨で構成された繊細なデザインである。中から見るとさらに、構造の美しさが際立っている。私は温室の評価を、植物との調和ではかることとしている。近年の温室の中には、建築家の主張が強調されて、植物そっちのけという建築を見るからである。

ボーダー花壇(園路沿いに宿根草などを植えた細長い花壇)を眺めていると、花ガラ取りの手入れをしている女性ガーデナーがいた。拙い英語で話しかけると、笑顔で応えてくれた。平面花壇や、ハンギングバスケットの立体花壇も見事である。事務所で日本から来たと告げると植物目録をくれた。
奥へ進むと大木の林立する深い樹林がある。ヨーロッパの公園では、必ずと言っていいほど野生のリスに出会う。人との関係がいいのか、近寄っても逃げる素振りがない。水生植物を栽培する池には、緑色に塗られた橋が架かっている。こういうデザインにも、美的センスが光っている。
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