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木骨造りの家
イギリスの人たちは、ロンドンなどの都会に住むよりも、郊外の田舎に住むことを好むという。もちろん仕事場は都心なので、通勤あるいは週末帰宅ができるくらいの近場であろう。ストラトフォード・アポン・エイボンは、ロンドンから直線距離にして120km、電車で約2時間である。
この町は、文豪シェイクスピアの故郷として知られ、多くの観光客の訪れる町でもある。歴史は古く、アングロサクソン人の起源をもち、中世には商業都市として栄えていた。ストラトフォードという名は、古い英語でStreet(街道)とFord(川)を意味するという。

町を歩くと、古風な建物を目にする。「木骨造り」、英語ではTimber Framingという。木材による柱と梁で骨組みを造り、木組みの間に石材や煉瓦あるいは漆喰を詰め込んで壁にする。軸組と壁の両方で荷重を支えるのである。木材の描く模様が家ごとに個性的、大工の美的表現であろう。
大きな木骨造りの前で、石垣の工事をしていた。へん平な石を横に積んでいく。アイルランドの畑で見たような隙間は造らない。一番上の石だけは、縦に尖った面を上にして積む。侵入防止のためだろうか。そこに小さな木や宿根草を植えて仕上がりである。古建築とよく調和する
この町は、文豪シェイクスピアの故郷として知られ、多くの観光客の訪れる町でもある。歴史は古く、アングロサクソン人の起源をもち、中世には商業都市として栄えていた。ストラトフォードという名は、古い英語でStreet(街道)とFord(川)を意味するという。

町を歩くと、古風な建物を目にする。「木骨造り」、英語ではTimber Framingという。木材による柱と梁で骨組みを造り、木組みの間に石材や煉瓦あるいは漆喰を詰め込んで壁にする。軸組と壁の両方で荷重を支えるのである。木材の描く模様が家ごとに個性的、大工の美的表現であろう。
大きな木骨造りの前で、石垣の工事をしていた。へん平な石を横に積んでいく。アイルランドの畑で見たような隙間は造らない。一番上の石だけは、縦に尖った面を上にして積む。侵入防止のためだろうか。そこに小さな木や宿根草を植えて仕上がりである。古建築とよく調和する
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