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能登 輪島の塩田

 昔、地理の授業で先生から “塩はどこで採れるか?” との質問があった。大学受験を終えたばかりの学生たちは教科書どおりに “瀬戸内海” と答えた。しかし・・・“日本が多くの国 (藩) に分かれていた時代には、敵国に塩を譲るわけはなく、どの国も独立して生活必需品 (塩も) を生産していた” というのが正解であった。山国は、海沿いの友好国から塩を送ってもらっていたのだろう。各地に 「塩の道」 (三河から信濃への足助街道など) が存在した。

輪島の塩1

 輪島を過ぎて、さらに半島の先端部へ向かう途中、今も製塩業を営む 「塩田」 があった。世界農業遺産にも認定されている 「揚げ浜式」 と呼ばれる製塩方法である。400年も前から、変わらぬ手作業でつくり続けているという。
 能登の海水を何度も汲み上げては塩田に撒き、濃度の高くなった塩水を長時間じっくりと炊き上げる。カルシウムや無機質の含まれた深い旨みのある塩が採れるという。100年以上使用している鉄の大釜や水撒き用の桶、砂を均すレーキ (?)、出来たての塩も見せていただいた。

輪島の塩2
輪島の塩マップ
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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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