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能登 輪島の塩田
昔、地理の授業で先生から “塩はどこで採れるか?” との質問があった。大学受験を終えたばかりの学生たちは教科書どおりに “瀬戸内海” と答えた。しかし・・・“日本が多くの国 (藩) に分かれていた時代には、敵国に塩を譲るわけはなく、どの国も独立して生活必需品 (塩も) を生産していた” というのが正解であった。山国は、海沿いの友好国から塩を送ってもらっていたのだろう。各地に 「塩の道」 (三河から信濃への足助街道など) が存在した。

輪島を過ぎて、さらに半島の先端部へ向かう途中、今も製塩業を営む 「塩田」 があった。世界農業遺産にも認定されている 「揚げ浜式」 と呼ばれる製塩方法である。400年も前から、変わらぬ手作業でつくり続けているという。
能登の海水を何度も汲み上げては塩田に撒き、濃度の高くなった塩水を長時間じっくりと炊き上げる。カルシウムや無機質の含まれた深い旨みのある塩が採れるという。100年以上使用している鉄の大釜や水撒き用の桶、砂を均すレーキ (?)、出来たての塩も見せていただいた。



輪島を過ぎて、さらに半島の先端部へ向かう途中、今も製塩業を営む 「塩田」 があった。世界農業遺産にも認定されている 「揚げ浜式」 と呼ばれる製塩方法である。400年も前から、変わらぬ手作業でつくり続けているという。
能登の海水を何度も汲み上げては塩田に撒き、濃度の高くなった塩水を長時間じっくりと炊き上げる。カルシウムや無機質の含まれた深い旨みのある塩が採れるという。100年以上使用している鉄の大釜や水撒き用の桶、砂を均すレーキ (?)、出来たての塩も見せていただいた。


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