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ヒドコート・マナーガーデン
“ここだけは是非とも見てきなさいよ” と勧められた庭園がある。「ヒドコート・マナーガーデン」である。マナーハウスは、中世における荘園領主の館のことで、その庭のことをマナーガーデンという。ヒドコートは、チッピング・カムデンという町の郊外にある。英国を代表する庭園という。
最初に訪れた日は定休日で、門は閉ざされ “ごめんなさい(WE ARE SORRY)” と記した看板が出ていた。しかし “是非” と言われている筋合いから、翌日に再訪問することとした。総面積10エイカー(約4ha)の敷地は直線や曲がった生垣により25の異なる庭園に分かれている。

それぞれの庭園では、あらゆる造園的手法が駆使されている。高生垣やトピアリー(動物などを象った刈込み)、ツゲの刈込みで幾何学模様をつくる毛氈花壇、岩組に草花をあしらったロックガーデンなどもある。特に有名なのは、赤い葉や花を使った「レッドボーダー」である。
庭園のはずれにヒツジが草を食む牧草地があった。実はこれも重要な庭園の要素で “ハハア” という。柵が見当たらないので、ヒツジがこちらへ入ってしまうのではと危惧するのは間違い。庭園との境には段差があってヒツジは侵入できないのである。この趣向にお客が “ハハア” と感心したところからこの名がついた。最後の写真は出口近くのトイレ、緑に包まれた美しいしつらえである。

最初に訪れた日は定休日で、門は閉ざされ “ごめんなさい(WE ARE SORRY)” と記した看板が出ていた。しかし “是非” と言われている筋合いから、翌日に再訪問することとした。総面積10エイカー(約4ha)の敷地は直線や曲がった生垣により25の異なる庭園に分かれている。

それぞれの庭園では、あらゆる造園的手法が駆使されている。高生垣やトピアリー(動物などを象った刈込み)、ツゲの刈込みで幾何学模様をつくる毛氈花壇、岩組に草花をあしらったロックガーデンなどもある。特に有名なのは、赤い葉や花を使った「レッドボーダー」である。
庭園のはずれにヒツジが草を食む牧草地があった。実はこれも重要な庭園の要素で “ハハア” という。柵が見当たらないので、ヒツジがこちらへ入ってしまうのではと危惧するのは間違い。庭園との境には段差があってヒツジは侵入できないのである。この趣向にお客が “ハハア” と感心したところからこの名がついた。最後の写真は出口近くのトイレ、緑に包まれた美しいしつらえである。

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