Entries
清内路村のハナモモ
長野県の中央アルプス南端に、伊那谷と木曽谷を結ぶ国道256号線が通じている。飯田から清内路を通って南木曽へ行く道路である。この道を4月中旬から5月中旬に走ると、美しい3色咲き分けのハナモモに出会うことができる。「はなもも街道」 と呼ぶ。海抜が500mから1500mほどと差があり、上に行くほど花の時期が遅くなるので、長い期間楽しむことができる。

最初に植え始めたのは清内路村の住民。村を美しくしようとの思いで苗を増やし、道路沿いや庭、畑の土手などに植えていった。その後、賛同する人達が増え、昼神温泉や月川温泉にも名所ができて多くの人を集めている。今では全国にも広まっているという。
この珍しい品種は、発電王・福沢桃介が導入したものである。ヨーロッパを視察した桃介は、ドイツ・ミュンヘンでこの木を見つけ、3本の苗木を持ち帰った。大正11年のこと。自分の名前の 「桃」 に因んだのだろう、南木曽の別荘に植えて可愛がったという。


最初に植え始めたのは清内路村の住民。村を美しくしようとの思いで苗を増やし、道路沿いや庭、畑の土手などに植えていった。その後、賛同する人達が増え、昼神温泉や月川温泉にも名所ができて多くの人を集めている。今では全国にも広まっているという。
この珍しい品種は、発電王・福沢桃介が導入したものである。ヨーロッパを視察した桃介は、ドイツ・ミュンヘンでこの木を見つけ、3本の苗木を持ち帰った。大正11年のこと。自分の名前の 「桃」 に因んだのだろう、南木曽の別荘に植えて可愛がったという。

- 関連記事
-
- 知立の東海道松並木 (2014/02/23)
- 清内路村のハナモモ (2013/11/23)
- 東海道金谷宿の石畳 (2013/08/26)
コメント
コメントの投稿
トラックバック
- トラックバック URL
- http://chubu-fukken.com/tb.php/74-ac0adcbf
- この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)