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📎 アボガドロ数 ≪2020・6・25の再掲≫
◆◆ブログの目次をつくりながら過去の記事を拾い読みしていて、雑談的な記事に面白い(自我自賛)ものがあることに気がつきました。コロナによる不要不急?な外出ができず、取材写真のストックがなくなりましたので、“雑談記事”をいくつか再掲することとします。◆◆
中日新聞夕刊のコラム欄で名古屋大学の先生が、地球惑星科学科の授業について語っている。内径2cm×高さ2cmの水、すなわち6ミリリットルの水の中に2×1兆×2000億(=4000万京)の水分子が入っているという。
1円玉の直径がちょうど2cmであり、それを13枚重ねると約2cmになる。6ミリリットルの体積を視覚的に認識しようとすれば、下の写真である。この中に4000万京の水分子が数えられるというのだ。地球惑星科学というのは、何万光年という気の遠くなるような広大な世界から、極微な分子までを学問の範囲としているのだろう。

この記事を読んでいて、はるか昔の高校時代に習った物理か化学の授業を思い出した。「アボガドロ数」である。1モル(mol)という単位があり、物質量を示す。分子量の数字にグラムをつけた質量に含まれる物質量をいう。
水の分子は、H20であるので1×2+16=18g(18ミリリットル・・・写真の3倍)が1モルの重さである。1モルの中にある分子の数は・・・≪6×10の23乗≫という数を50年以上経った今も覚えている。ついでに、気体の場合には22.4リットルの体積が1モルである(との記憶である)。
受験用に必死に覚えたのかもしれないが、それ以上に未知の遠大な(極小な)世界に、好奇心的な興味をもったように思う。なぜなら、受験のためだったらとっくの昔に忘れ果てたであろうに。さらに、「水兵離別バックの船 なあに間があるシップはすぐ来らあ 閣下はスコッチのバクローマン」という「元素の周期表」の暗記方法も思い出した。

中日新聞夕刊のコラム欄で名古屋大学の先生が、地球惑星科学科の授業について語っている。内径2cm×高さ2cmの水、すなわち6ミリリットルの水の中に2×1兆×2000億(=4000万京)の水分子が入っているという。
1円玉の直径がちょうど2cmであり、それを13枚重ねると約2cmになる。6ミリリットルの体積を視覚的に認識しようとすれば、下の写真である。この中に4000万京の水分子が数えられるというのだ。地球惑星科学というのは、何万光年という気の遠くなるような広大な世界から、極微な分子までを学問の範囲としているのだろう。

この記事を読んでいて、はるか昔の高校時代に習った物理か化学の授業を思い出した。「アボガドロ数」である。1モル(mol)という単位があり、物質量を示す。分子量の数字にグラムをつけた質量に含まれる物質量をいう。
水の分子は、H20であるので1×2+16=18g(18ミリリットル・・・写真の3倍)が1モルの重さである。1モルの中にある分子の数は・・・≪6×10の23乗≫という数を50年以上経った今も覚えている。ついでに、気体の場合には22.4リットルの体積が1モルである(との記憶である)。
受験用に必死に覚えたのかもしれないが、それ以上に未知の遠大な(極小な)世界に、好奇心的な興味をもったように思う。なぜなら、受験のためだったらとっくの昔に忘れ果てたであろうに。さらに、「水兵離別バックの船 なあに間があるシップはすぐ来らあ 閣下はスコッチのバクローマン」という「元素の周期表」の暗記方法も思い出した。

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