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📎 月を愛でる

 銀閣寺の本堂の前に、「向月台」と呼ぶ砂盛りと「銀沙灘(ぎんしゃだん)」という砂敷きがあります。その目的は、正面にある月待山に昇る月を観るためとも、月光を反射させて本堂を照らすためとも言われています。いずれにしろ、月を楽しむための装置に違いありません。
 銀閣寺(慈照寺)を造営した室町幕府第8代将軍・足利義政は、15世紀後半の室町中期から戦国初期に生きた人です。この時代は、公家に代って武士が台頭し、文化的にもその担い手になりました。現在でも日本の伝統文化とされる能・茶の湯・生け花などがその基盤を整えた時代です。

月G

 殺伐とした戦乱の一方で、風流を愛でたのでしょう。方丈から、庭に昇る月を眺めて楽しみました。秋ならば虫の声を聴いたかも知れません。それに比べて現代人は、ライトアップなど人工的な照明を得ることができましたが、淡い月の光の美しさを忘れてしまいました。
 言葉では「十五夜」「中秋の名月」「十三夜」「上弦の月」などと知ってはいますが、どんな月かは理解していませんでした。一度確認しようと百科事典で調べてみましたが、なかなか難しいものです。そこで、自分でその構造?を作図してみました。その成果が下の図です。ご覧ください。

月H
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ブログを始めるに当って

 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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