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📎 照葉樹林

 日本西南部に分布する「照葉樹の森」は、西に渡って朝鮮半島の先端部、中国の江南・雲南地域、さらにヒマラヤ山脈の中腹にまで連なっている。この森に生育する樹木は、葉の表面がテカテカ光るシイやタブ、カシやツバキなどである。

照葉樹林H

 この森には様々な民族が住んでいるが、その文化には多くの共通性があるという。日本では縄文時代人に当たるが、その特色は、餅や納豆といった粘つくものを食べ、麹の酒やお茶を飲み、絹や漆を使うことである。サトイモやコンニャクなどの根菜,ソバやアワなどの穀物を栽培する。

照葉樹J

 我が国では、古くから薪炭のための伐採や、スギ・ヒノキなどの植林が進んだために、現在では神社の境内などにしか残っていない。伊勢神宮では2千年の昔から、森厳を守り水源を涵養するために広大な天然林を残してきた。外宮では高倉山の90ha、内宮では神路山や島路山などの5500haである。名古屋市内では、熱田神宮や東谷山の北斜面、徳川園の緑地保全地区などでしか見ることができない。

 私事ですが、50数年前の三重大学林学科の卒業論文は、「外宮・高倉山の照葉樹林植生調査」でした。また、6年前、68歳の時に名工大で受講した修士課程の論文は、「外宮照葉樹林の景観調査」でした。

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ブログを始めるに当って

 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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