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山崎川の石川橋
鶴舞公園の北側、名古屋大学病院との間の道を歩いていて、公園入口の車止めに変った石柱2本を見つけた。片側には「いしかわ・・・」とあり、もう一方には「昭和十年・・・」とある。深く埋められたためその下の文字は読めないが、おそらく「いしかわはし」と「昭和十年〇〇月」であろう。
古い欄干の親柱が新しい橋の架け替えによって撤去され、その再利用として公園の車止めになったものと思われる。石川橋は、昭和区の瑞穂区との境界近くにある。八事への街道(八事古道?)が山崎川を跨ぐ地点に架かる橋である。往時は、八事興正寺に参詣する人で賑わったという。

現在の橋は、親柱に照明塔があり、橋の中央に半円形のデッキをもつお洒落なデザインである。桜で有名な山崎川に相応しく、ここからも桜並木を眺めることができる。平日の午後であったが、自転車の家族連れや犬を連れて散歩する人を見かけた。

山崎川は平和公園の猫ヶ洞池を源流に、御器所台地と八事丘陵の間の谷を流れる渓流で名古屋港に注ぐ。石川橋を渡ると、丘陵へ昇る急な坂道となる。このあたりを「壇渓」と呼ぶ。「壇渓」は、三国志の英雄・劉備玄徳が危機に陥った時、名馬の跳躍によって脱出したという川の名と同じである。

古い欄干の親柱が新しい橋の架け替えによって撤去され、その再利用として公園の車止めになったものと思われる。石川橋は、昭和区の瑞穂区との境界近くにある。八事への街道(八事古道?)が山崎川を跨ぐ地点に架かる橋である。往時は、八事興正寺に参詣する人で賑わったという。

現在の橋は、親柱に照明塔があり、橋の中央に半円形のデッキをもつお洒落なデザインである。桜で有名な山崎川に相応しく、ここからも桜並木を眺めることができる。平日の午後であったが、自転車の家族連れや犬を連れて散歩する人を見かけた。

山崎川は平和公園の猫ヶ洞池を源流に、御器所台地と八事丘陵の間の谷を流れる渓流で名古屋港に注ぐ。石川橋を渡ると、丘陵へ昇る急な坂道となる。このあたりを「壇渓」と呼ぶ。「壇渓」は、三国志の英雄・劉備玄徳が危機に陥った時、名馬の跳躍によって脱出したという川の名と同じである。

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