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大曽根の商店街「OZモール」
大曽根の商店街は、かつて、大須と並ぶ賑やかなアーケード街であったが、大曽根駅一帯の再開発事業により生まれ変わった。アーケードの屋根は撤去し、セットバックにより歩道空間を広くして解放感を演出している。集合的な建物でなく、店舗を一戸建てとし、歩道に向かって三角の屋根が並ぶように統一している。
商店街へ入るには、個性的なモニュメントを潜る。電線は地中化され、電柱はない。トランスは歩道のボックスに収められているが、そのボックスはモニュメントの台座になっている。彫像のテーマは「オズの魔法使い」。ドロシーや魔女、案山子やブリキの木こり、ライオンなどが飾られている。

OZ(オズ)モールは、「大曽根のモール」のイメージであり、「オズの魔法使い」は語呂合わせであろう。三角屋根の三階建に統一された建築、標識やサイン類を同じデザインにした街並みなどにより、先端的な街づくり事例として全国的にも注目を集めている。1993年には第1回愛知まちなみ建築賞を受賞している。
モールの中間地点に小さな街園がある。石の列柱と舗装広場、ここにも三角形にこだわった噴水がある。真ん中に「門」の形をした石造モニュメントがある。しかしよくよく見ると、これは「ギロチン」の形をしている。気づかずに通り過ぎる人を見て、設計者はほくそ笑んでいるのではなかろうか?

商店街へ入るには、個性的なモニュメントを潜る。電線は地中化され、電柱はない。トランスは歩道のボックスに収められているが、そのボックスはモニュメントの台座になっている。彫像のテーマは「オズの魔法使い」。ドロシーや魔女、案山子やブリキの木こり、ライオンなどが飾られている。

OZ(オズ)モールは、「大曽根のモール」のイメージであり、「オズの魔法使い」は語呂合わせであろう。三角屋根の三階建に統一された建築、標識やサイン類を同じデザインにした街並みなどにより、先端的な街づくり事例として全国的にも注目を集めている。1993年には第1回愛知まちなみ建築賞を受賞している。
モールの中間地点に小さな街園がある。石の列柱と舗装広場、ここにも三角形にこだわった噴水がある。真ん中に「門」の形をした石造モニュメントがある。しかしよくよく見ると、これは「ギロチン」の形をしている。気づかずに通り過ぎる人を見て、設計者はほくそ笑んでいるのではなかろうか?

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