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アイルランドの石灰岩台地

 アイルランドの西海岸は、石灰岩の固まりで出来ている。氷河が削ったため岩盤が剥き出しで、植物を育む土壌がない。岩の割れ目に溜まったわずかな土だけが、植物のよりどころである。荒涼とした岩の台地を4時間も歩いた。ケルンの向うに、草臥れた姿で歩いている私が写っている。
 ここでも人々は暮らしている。貴重な土壌が風で吹き飛ばされないように、人の手で持ち上がる大きさの石を積んで風よけを造る。海から運んだ海藻を砂の上に敷いて、吹き飛ばされるのを守ったという。海藻は腐って腐葉土となる。そうしたわずかな土に牧草を植えて家畜を飼う。

アイルランド工事G

 観光も大きな収入源になる。遊覧船を降りてしばらく行くと、大掛かりな工事現場に出会った。観光客用の案内所か休憩所のようである。工法を見ると、岩をくり抜いてその中に建物を建てようとしている。完成後は埋め戻して、人工物をなるべく見せないようにする環境対策である。
 重機が動いたり、建築資材の置かれている場所に看板が立っていた。WARNING(警告・注意)と題して“重機の周りには近寄らないように”など安全対策が書かれている。しかし、日本では必ず見られるような「厳重な柵」は設置されていなかった。

アイルランド修正

季節通信123ほおずき


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ブログを始めるに当って

 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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