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ダブリンの道路事情

 ダブリン市の面積は318平方キロ、名古屋市(326)とほぼ同じである。しかし、市周辺部は田園や森林が広がっているので、市街地の面積はそれほど広くない。そこに、市民約120万人と首都としての人々の往来があるので、都心部は活気に満ちている。
 二階建て遊覧バスで中心部を一周した。運転手は、名古屋ほど幅広くない道路を器用にすり抜けていく。道路は狭いながらもいろいろな工夫が施されていて、駐車スペース・自転車レーン・バスレーンなどがバランスよく配置されている。その中にも広い歩道空間と緑化スペースが確保されていた。

ダブリンの道G

 街の中心にLiffey川が流れている。西の丘陵地から流れ出て、イギリスとの間のアイリッシュ海に注ぐ川である。その両側にデッキが張り出されていて、歩行者空間になっている。ところどころ幅の広い所にはオープンカフェやベンチがあって、人々はコーヒーやアイスクリームを楽しんでいる。
 街に緑は多いが、それに加えて花やアートが溢れている。メインストリートの歩道には2匹のウサギの彫刻が置いてある。これはウェールズ出身の彫刻家バリー・フラナガンの作品である。この作家の「野兎」は、白川公園に野外展示されている。アーティストたちの活動も盛んで、楽器演奏や曲芸、チョークで舗装に絵を描くパフォーマンスなどが行われていた。

ダブリンの道H

季節通信121オオオニハス
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ブログを始めるに当って

 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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建設・補償コンサルタント

プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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