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中小田井の岩倉街道

 旧岩倉街道は、犬山・江南・一宮・岩倉から枇杷島・清須に至る道である。岩倉方面の野菜類が枇杷島の青物市場に運ばれ、名古屋城下の人々に供給された。中小田井は、小田井遊水地(庄内緑地)の北に広がる町で、荷車や人の往来が盛んであった。
 野菜を満載した車が庄内川の堤防へと登る、急な坂道に差し掛かる手前の町である。空の荷車を曳いて帰る人たちに向けて、味噌や油など生活用品を商う店が立ち並んでいた。このあたりでは、菜種油の栽培が盛んで、かぐわしい油の匂いが通りに香っていたという。

中小田井G

 古い町屋の米屋があって、屋号を「わたしん」という。これは、かつて綿を商っていた名残りだという。古い「米のはかり」が置いてあって、今も現役で使われている。白い壁と黒い板の塀に、2連の土蔵が続いている。昭和62年(1987)に、名古屋市の「町並み保存地区」に指定された。
 町の歴史と現状を学び、新しい発見をして情報発信しようとするグループが活動している。KIZZURI(きずり)といい、洒落た手作りのパンフレット(マップ)を配布している。古い建造物の保存や活用が中心だが、通りに彩りを添える花や緑にも関心をもって取り組んでいる。

季節通信122オニハス
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ブログを始めるに当って

 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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