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海外の盆栽ブーム
盆栽は、小さな陶器などの鉢に樹木を植え、古木や大木などの姿に整えて楽しむ園芸である。大自然を身近に置くという日本独特の文化であるが、近年海外でも大人気であるという。盆栽や常滑焼などの植木鉢を買い付けに来る、海外からの趣味家や園芸店も年々増えている。
ロンドン郊外で毎年開催される「ハンプトンコート・フラワーショー」でも、盆栽の展示・販売コーナーがあった。完成品の大きな鉢植えも飾られていたが、「初心者用」として安価で売られている苗木もあった。1本2ユーロ、3本では5ユーロと値札が付いていた。

ハンガリーでは、趣味が嵩じて販売までするようになった知人を訪ねた。入り口に大きな看板があり、「BONSAI」と記してある。日本語がそのままローマ字になっている。中に入ると日本庭園の中に、日陰棚や栽培棚が設えてあった。
日本と同じようにマツやブナ(西洋ブナ?)、カエデ類などが並んでいる。常滑焼の朱泥鉢や火山岩(軽石)が使われていた。枝振りを矯正するために、針金を捲くのも日本と同じである。自然を愛する精神は、万国共通だと感じた。


ロンドン郊外で毎年開催される「ハンプトンコート・フラワーショー」でも、盆栽の展示・販売コーナーがあった。完成品の大きな鉢植えも飾られていたが、「初心者用」として安価で売られている苗木もあった。1本2ユーロ、3本では5ユーロと値札が付いていた。

ハンガリーでは、趣味が嵩じて販売までするようになった知人を訪ねた。入り口に大きな看板があり、「BONSAI」と記してある。日本語がそのままローマ字になっている。中に入ると日本庭園の中に、日陰棚や栽培棚が設えてあった。
日本と同じようにマツやブナ(西洋ブナ?)、カエデ類などが並んでいる。常滑焼の朱泥鉢や火山岩(軽石)が使われていた。枝振りを矯正するために、針金を捲くのも日本と同じである。自然を愛する精神は、万国共通だと感じた。


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