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③ウルシゼ橋
道の駅「どんぐりの里いなぶ」を過ぎてトンネルをくぐり、最初の信号交差点で左に曲がる。しばらく進んで「川手トンネル」の直前で右に折れる。トンネルができるまでは、この道路が主要な道であったのであろう。現在も地域の「どんぐりバス」が走行している。
さらに古い路線に「ウルシゼ橋」が架かっている。この橋も通行禁止になっている。「RC開腹アーチ橋」、橋長約28m、幅員3.4m、開通は大正7年である。「開腹」というのは、アーチの上部に柱を立てて隙間をつくり、透けて見える構造を言う。コンクリートなどで充填されているものは「充腹アーチ橋」と呼ぶ。

4つの橋の中で、唯一河原に降りて写真を撮ることができた。橋台・アーチ・柱・梁・橋面・手すりまで全てコンクリートで出来ている。下から概観を眺めたところ、100年以上経過しているのに鉄筋などの剥き出しなどを見ることができない。よほど丁寧に工事をしたのであろう。
川手トンネルは、“愛知県で唯一のメロディートンネル”という個性をもっている。車が走行速度を守って走ると、タイヤとの摩擦で音楽が鳴る。曲目は「どんぐりころころ」である。ただし、恵那方面に向かう車だけが聞くことができる。入り口の壁にもどんぐりや紅葉の絵が描いてあった。


さらに古い路線に「ウルシゼ橋」が架かっている。この橋も通行禁止になっている。「RC開腹アーチ橋」、橋長約28m、幅員3.4m、開通は大正7年である。「開腹」というのは、アーチの上部に柱を立てて隙間をつくり、透けて見える構造を言う。コンクリートなどで充填されているものは「充腹アーチ橋」と呼ぶ。

4つの橋の中で、唯一河原に降りて写真を撮ることができた。橋台・アーチ・柱・梁・橋面・手すりまで全てコンクリートで出来ている。下から概観を眺めたところ、100年以上経過しているのに鉄筋などの剥き出しなどを見ることができない。よほど丁寧に工事をしたのであろう。
川手トンネルは、“愛知県で唯一のメロディートンネル”という個性をもっている。車が走行速度を守って走ると、タイヤとの摩擦で音楽が鳴る。曲目は「どんぐりころころ」である。ただし、恵那方面に向かう車だけが聞くことができる。入り口の壁にもどんぐりや紅葉の絵が描いてあった。


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