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岐阜市・鏡岩水源地
岐阜市には17か所の水源地があるが、最も古くて最も大規模なのが「鏡岩水源地」である。金華山の南麓と長良川に挟まれた位置にある。原水は伏流水と地下水。伏流水は長良川に沿って浅い地下を流れるもので、地下水は雨水や融雪水が地下深く浸透したものである。
水質が良いので、最低限の消毒のみで配水することができる。鏡岩水源地は、昭和5年から稼働している。水量が多く、今も市内の配水量の30%を占めている。現在の建物は、昭和40年代に建てられたものであるが、当初の建物も残されていて「水の資料館」「水の体験学習館」として再利用されている。

入口の門は、アーチ式の凱旋門のような形をしている。門に連なってレンガ造りの長い塀が敷地を囲んでいる。どちらも開設当時のものであろう。現在の建物の裏側に、古い「ポンプ室」と「エンジン室」が保存・活用されている。鉄骨造りおよび鉄筋コンクリート造りの平屋建てである。
入口や窓はアーチを基調とし、明かり取りは丸窓となっている。外壁全体は長良川の川原石で埋めつくされ、四隅のみ白い花崗岩を積み上げてアクセントとしている。
敷地の片隅に、古い発電機が展示してある。これは、揖斐川支流の「小宮神発電所」で明治41年から昭和57年まで使われていたアメリカ製の機械である。


水質が良いので、最低限の消毒のみで配水することができる。鏡岩水源地は、昭和5年から稼働している。水量が多く、今も市内の配水量の30%を占めている。現在の建物は、昭和40年代に建てられたものであるが、当初の建物も残されていて「水の資料館」「水の体験学習館」として再利用されている。

入口の門は、アーチ式の凱旋門のような形をしている。門に連なってレンガ造りの長い塀が敷地を囲んでいる。どちらも開設当時のものであろう。現在の建物の裏側に、古い「ポンプ室」と「エンジン室」が保存・活用されている。鉄骨造りおよび鉄筋コンクリート造りの平屋建てである。
入口や窓はアーチを基調とし、明かり取りは丸窓となっている。外壁全体は長良川の川原石で埋めつくされ、四隅のみ白い花崗岩を積み上げてアクセントとしている。
敷地の片隅に、古い発電機が展示してある。これは、揖斐川支流の「小宮神発電所」で明治41年から昭和57年まで使われていたアメリカ製の機械である。


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