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岡崎城下・5つの橋 その3
③殿橋
この位置は岡崎城にとって重要な場所であり、古くは正保2年(1645)に橋が架けられた。もちろん木橋であり、明治38年(1905)に架け替えられた橋も木造であった。明治・大正の時代には、馬車鉄道や岡崎電気鐵道の電車が橋の上を走ったという。
現在の橋は、昭和2年に完成した。当時としては最新鋭の技術で建設された鉄筋コンクリート橋である。中央に複線の市電が通り、両側に車道と歩道が設けられた。デザインはどこから見ても美しい。橋脚は規則的に並んでいて、四角い穴を連続して見ることができる。親柱や歩道の手すりにも、凝った意匠が施されている。今は市電は走っていない。

歩道を歩いて渡ってみた。中央辺りから見るお城の姿がとても美しい。江戸時代には、町の人々はお城を畏敬の念で仰いでいたのであろう。堤防の落葉樹はソメイヨシノ、その背景の常緑樹はマツ、桜の時季が楽しみである。


この位置は岡崎城にとって重要な場所であり、古くは正保2年(1645)に橋が架けられた。もちろん木橋であり、明治38年(1905)に架け替えられた橋も木造であった。明治・大正の時代には、馬車鉄道や岡崎電気鐵道の電車が橋の上を走ったという。
現在の橋は、昭和2年に完成した。当時としては最新鋭の技術で建設された鉄筋コンクリート橋である。中央に複線の市電が通り、両側に車道と歩道が設けられた。デザインはどこから見ても美しい。橋脚は規則的に並んでいて、四角い穴を連続して見ることができる。親柱や歩道の手すりにも、凝った意匠が施されている。今は市電は走っていない。

歩道を歩いて渡ってみた。中央辺りから見るお城の姿がとても美しい。江戸時代には、町の人々はお城を畏敬の念で仰いでいたのであろう。堤防の落葉樹はソメイヨシノ、その背景の常緑樹はマツ、桜の時季が楽しみである。


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