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岡崎城下・5つの橋 その5

⑤明代橋(みょうだいばし)
 名鉄東岡崎駅から乙川を越えて、井田交差点までの道を「モダン道路」と呼ぶ。モダンとは、現代的・近代的という意味で、大正時代や昭和初期によく使われた言葉である。県道477号のこの道路は、昭和初期に開通した。当時としては斬新だったのであろう。
 現在の明代橋は昭和12年に完成した。全長114m、幅員約16m、型式は5径間鉄筋コンクリートゲルバーT桁橋である。モダン道路の橋ということで意匠にも拘り、親柱には「すずらん灯」が飾られていた。(今はない)橋のふもとの松の大木が印象的である。

 明代橋G

 歴史的には、大正5年に「明大寺橋」という木橋が架けられたのが最初で、4年後の大正9年に架け変え工事が行われた。木造ハウ式構橋(トラス)の板橋で、橋長は114mと現在と同じだが幅員は3.6mと狭いものであった。

季節通信152林床の植物


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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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