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天ヶ橋と手掘り隧道

 JR中央線は、春日井を過ぎると高蔵寺・定光寺・古虎渓といった山中の駅を経て多治見に至る。このあたりには、中央線による通勤・通学に便利なせいかニュータウンの住宅地が集まっている、古虎渓駅の近くには「市之倉ハイランド」が、多治見駅との間には「多治見ホワイトタウン」がある。
 古虎渓の辺りは庄内川の上流で、岩山が迫って狭い峡谷となっている。中央線や県道15号は川沿いに並行して走り、トンネルも多い。古虎渓トンネルに沿って、岩を削ってつくった古い杣道がある。人一人がすれちがうのがやっとというような道なのに、結構歩く人が多い。

天ヶ橋G

 高校生が来たので聞いてみると、ホワイトタウンから古虎渓駅までの通学路だという。地図で見ると、確かに多治見駅へ出るよりは近道のようである。ここには岩を手掘りでくり貫いた隧道と赤いアーチの人道橋がある。ただ、夜間照明の様な施設も見当たらないので、懐中電灯を持ち歩いているのだろうか。
 橋の名前は「天ヶ橋(あまがはし)」と呼ぶ。長さは50mほど、幅は2mくらい。大正15年(1926)に建設されたという。手掘り隧道の方はもっと古いのだろうか。人々の大切な道だったのであろう。今は岩肌剥き出しではなく、コルゲート(波型)の鉄板で補強されている。

季節通信175シキミ


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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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