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高蔵寺サイフォン橋

 愛知用水は、岐阜・加茂郡の木曽川から流れて知多半島に注ぐ。その途中、犬山の入鹿池の横に架かる「入鹿水路橋」については先月(4月)3日にご報告した。その後、庄内川を渡るためのサイフォン橋が高蔵寺にあることが分かったので取材することとした。
 前回(4日前)の「東谷山」の写真に、庄内川を渡る水道橋が写っている(マップも参照)。美しいアーチのローゼ橋に、青く塗られた水道パイプが乗っている。位置的にもきっとこれだと近寄って見ると「愛知県上水道」の文字が見える。確かに、愛知用水の水量としては細すぎるように思った。

高蔵寺サイフォンG

 もう少し上流を探すと、愛知環状鉄道の近くに巨大な水道管があった。緑色のトラス橋に同じく緑色に塗られたパイプが走っている。「高蔵寺サイフォン橋」という。長さ155m、直径は人の背の2倍ほどの3.3mもある。近寄って見ると驚くほどの太さである。
 「サイフォン」とは、道路の下などに管を通して水を送るシステムをいう。ただし、送る側(入口)の方が出口より高い位置にある必要がある。ここでは、高座山の中腹を流れてきた水が管を潜って流れていくのであろう。幅も深さも大きい愛知用水の水を流すには、これほどの太さが必要なのである。

高蔵寺サイフォンH

季節通信189シバザクラ


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 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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