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高蔵寺サイフォン橋
愛知用水は、岐阜・加茂郡の木曽川から流れて知多半島に注ぐ。その途中、犬山の入鹿池の横に架かる「入鹿水路橋」については先月(4月)3日にご報告した。その後、庄内川を渡るためのサイフォン橋が高蔵寺にあることが分かったので取材することとした。
前回(4日前)の「東谷山」の写真に、庄内川を渡る水道橋が写っている(マップも参照)。美しいアーチのローゼ橋に、青く塗られた水道パイプが乗っている。位置的にもきっとこれだと近寄って見ると「愛知県上水道」の文字が見える。確かに、愛知用水の水量としては細すぎるように思った。

もう少し上流を探すと、愛知環状鉄道の近くに巨大な水道管があった。緑色のトラス橋に同じく緑色に塗られたパイプが走っている。「高蔵寺サイフォン橋」という。長さ155m、直径は人の背の2倍ほどの3.3mもある。近寄って見ると驚くほどの太さである。
「サイフォン」とは、道路の下などに管を通して水を送るシステムをいう。ただし、送る側(入口)の方が出口より高い位置にある必要がある。ここでは、高座山の中腹を流れてきた水が管を潜って流れていくのであろう。幅も深さも大きい愛知用水の水を流すには、これほどの太さが必要なのである。


前回(4日前)の「東谷山」の写真に、庄内川を渡る水道橋が写っている(マップも参照)。美しいアーチのローゼ橋に、青く塗られた水道パイプが乗っている。位置的にもきっとこれだと近寄って見ると「愛知県上水道」の文字が見える。確かに、愛知用水の水量としては細すぎるように思った。

もう少し上流を探すと、愛知環状鉄道の近くに巨大な水道管があった。緑色のトラス橋に同じく緑色に塗られたパイプが走っている。「高蔵寺サイフォン橋」という。長さ155m、直径は人の背の2倍ほどの3.3mもある。近寄って見ると驚くほどの太さである。
「サイフォン」とは、道路の下などに管を通して水を送るシステムをいう。ただし、送る側(入口)の方が出口より高い位置にある必要がある。ここでは、高座山の中腹を流れてきた水が管を潜って流れていくのであろう。幅も深さも大きい愛知用水の水を流すには、これほどの太さが必要なのである。


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