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スキー場の活用

 私たちの青年(死語?)時代は “猫も杓子も” スキーをする時代で、ゲレンデはリフトに乗るのに何 10分も行列をつくるほど賑わっていた。その後、ボードの流行する時代があった。最近はスキー人口も減少気味であり、また、暖冬による雪不足もあってどのスキー場も苦戦している。
 せっかく設備投資したリフトやゴンドラを、冬だけでなく春・夏・秋にも使おうと工夫するスキー場がある。先日「季節通信」でご紹介した茶臼山は「シバザクラ」をゲレンデ一面に植栽した。シバザクラは多年草で挿し木により増やすことができる。私の訪れた10年ほど前よりずいぶん面積が増えた。

スキー場の活用G

 白馬五竜スキー場は、北アルプスに展開するスキー場群のひとつである。テレキャビンと呼ぶ8人乗りのゴンドラとリフトを乗り継いで1500mまで登る。ここは「高山植物園」と称して、自生や移植した高山植物を見せている。ヒマラヤの「青いケシ」や高山植物の女王「コマクサ」が見ものである。
 恵那山トンネルを過ぎた辺り、昼神温泉近くのヘブンス園原は “日本一美しい星空” を売り物にしている。新緑・紅葉や花桃も美しいが、夜まで視野に入れた工夫に感心してしまう。
 岐阜県郡上の「ひるがの高原」にあるダイナランドスキー場では、百合園を整備した。斜面を下りながらスカシユリを鑑賞する。

季節通信15高山2


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ブログを始めるに当って

 私ども「中部復建」は、戦後から一貫して土木施設の計画設計に携わってきました。地域の皆さんに、より身近に土木を感じて頂きたく先人が残してくれた土木遺産等を訪ね歩き≪中部の『土木文化』見てある記≫として、皆さんに紹介していきたいと思い、このブログを発信する事としました。  

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建設・補償コンサルタント

プロフィール

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Author:FC2USER480348EQK
森 田 高 尚
昭和21年6月 半田市生まれ
平成12年 東山植物園長
平成17年 名古屋市緑地部長
平成19年 中電ブルーボネット園長
平成24年 中部復建技術顧問
技術士:(建設部門・環境部門)
公園管理運営士 
著書:『園長さんのガーデンライフ』
監修:『世界一うつくしい植物園』
 (著者:木谷美咲)
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