Entries
堀留下水処理場
久屋大通の南端、若宮大通の南に堀留下水処理場がある。名古屋の下水道は、大正元年 (1912) に供用が始まった。当初は、汚水を堀川や精神川 (しょうじがわ=現在の新堀川) にそのまま放水したので、川の水質悪化の原因となった。下水を浄化するため、昭和5年、熱田とこの堀留に下水処理施設が運用を開始したのである。
処理の方式は活性汚泥法で、我が国最初の試みであった。写真は熱田ポンプ所に設置されていた 「ゐのくち式渦巻ポンプ」 (東京帝国大学の井口在屋教授が明治38年に発明) で、昭和2年から50年間使用されていたものである。現在は 「下水道供用開始百周年記念」 のモニュメントとして堀留下水処理場の東北角に設置されている。

戦後、下水の処理量が大幅に増えたので、昭和48年に隣接する前津公園の地下に増設をした。現在は、その上部に 「ランの館」 の庭園部分が設置されている。ランの館は、オープンから15年を経て廃止となり、来年度からは新しい魅力施設として再出発することとなっている。

処理の方式は活性汚泥法で、我が国最初の試みであった。写真は熱田ポンプ所に設置されていた 「ゐのくち式渦巻ポンプ」 (東京帝国大学の井口在屋教授が明治38年に発明) で、昭和2年から50年間使用されていたものである。現在は 「下水道供用開始百周年記念」 のモニュメントとして堀留下水処理場の東北角に設置されている。

戦後、下水の処理量が大幅に増えたので、昭和48年に隣接する前津公園の地下に増設をした。現在は、その上部に 「ランの館」 の庭園部分が設置されている。ランの館は、オープンから15年を経て廃止となり、来年度からは新しい魅力施設として再出発することとなっている。

- 関連記事
-
- 大垣の自噴井戸 (2014/06/30)
- 堀留下水処理場 (2014/01/26)
- 旧東山配水塔 (2014/01/18)
コメント
コメントの投稿
トラックバック
- トラックバック URL
- http://chubu-fukken.com/tb.php/87-a36b0343
- この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)