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板取川の松谷橋
国道256号を地図で見ると、いやに曲がりくねっている。それもそのはず、蛇行の多い板取川に沿って走っているからである。板取川は、岐阜と福井の県境・両白山地を水源とし、美濃市あたりで長良川に合流する。
北へ向かっていた256号が、大きく東へ曲がって郡上八幡へ向かうあたりの支流に「松谷橋」が架かっている。その新しい橋の一本奥に、いわば「旧松谷橋」が残っている。川幅が狭く、藪が繁っているので確認はできなかったが、この橋の型式は「RC方杖ラーメン構造」だという。

昭和9年に建設されているが、この時代のものとしては非常に珍しい構造だという。「方杖ラーメン橋」とは橋脚を斜めに配したラーメン橋で、深い谷など橋脚を立てられない場合などに用いられる。 上部構造の見かけの支間を小さくできるメリットがある。
横から見た場合の美観に優れていて、鋼橋の採用事例が多い。以前ご紹介(2022・8・30)した名古屋城近くの「筋違橋」はまさにそれで、大変美しい橋である。
下に模式図を添付します。


北へ向かっていた256号が、大きく東へ曲がって郡上八幡へ向かうあたりの支流に「松谷橋」が架かっている。その新しい橋の一本奥に、いわば「旧松谷橋」が残っている。川幅が狭く、藪が繁っているので確認はできなかったが、この橋の型式は「RC方杖ラーメン構造」だという。

昭和9年に建設されているが、この時代のものとしては非常に珍しい構造だという。「方杖ラーメン橋」とは橋脚を斜めに配したラーメン橋で、深い谷など橋脚を立てられない場合などに用いられる。 上部構造の見かけの支間を小さくできるメリットがある。
横から見た場合の美観に優れていて、鋼橋の採用事例が多い。以前ご紹介(2022・8・30)した名古屋城近くの「筋違橋」はまさにそれで、大変美しい橋である。
下に模式図を添付します。


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