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旧大浜警察署
「藤井達吉現代美術館」 を南に下ると、大浜漁港の運河 「堀川」 に到る。そこに架かる 「湊橋」 を越えると、左側に古風な洋風建築が建っている。この建物はかつての大浜警察署で、現在は 「大浜下区民館」として使われている。
最初は明治20年に、岡崎警察署大浜分署として木造の庁舎が建てられたが、老朽化のため大正13年に鉄筋コンクリートで建替えられた。建築様式は、「セセッション様式」 を部分的に取り入れたものである。セセッション様式とは、大正時代に日本で流行した建築様式で、直線的な幾何学模様を取り入れたデザインである。八角形の3階と屋上は、火の見櫓の役割も果たしていた。

その敷地の角に、「バロメートル」 と刻まれた石の柱が立っている。ガラス張りの小窓の中には、気圧計と温度計が入っている。港から漁に出る時に、漁師が天気を予測するのに利用した。大正13年に撮影された警察署の写真に写っているので、それ以前に設置されたものであろう。
「湊橋」 の橋詰め広場にも、高さ1mほどの石柱が4本立っている。これは、この橋がかつて木橋だった時の親柱をモニュメントとして残したものである。

最初は明治20年に、岡崎警察署大浜分署として木造の庁舎が建てられたが、老朽化のため大正13年に鉄筋コンクリートで建替えられた。建築様式は、「セセッション様式」 を部分的に取り入れたものである。セセッション様式とは、大正時代に日本で流行した建築様式で、直線的な幾何学模様を取り入れたデザインである。八角形の3階と屋上は、火の見櫓の役割も果たしていた。

その敷地の角に、「バロメートル」 と刻まれた石の柱が立っている。ガラス張りの小窓の中には、気圧計と温度計が入っている。港から漁に出る時に、漁師が天気を予測するのに利用した。大正13年に撮影された警察署の写真に写っているので、それ以前に設置されたものであろう。
「湊橋」 の橋詰め広場にも、高さ1mほどの石柱が4本立っている。これは、この橋がかつて木橋だった時の親柱をモニュメントとして残したものである。

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