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ぼう僧川水門と野鳥観察小屋
ぼう僧川下流域は、かつての氾濫原や低平地が広がっている。しかし昭和50年以降、周辺部のベッドタウンとして宅地開発が急速に進んできた。静岡県の太平洋沿岸は、東海沖地震あるいは南海トラフ大地震の際には高い津波が予測されており、大きな被害が出ることが恐れられている。
昭和54年から(1979)この地域の津波対策が進められ、平成9年に「ぼう僧川水門」が建設された。水門の型式は「鋼製シェル構造スライドゲート(巻上時ローラー)」という。6門のゲートがあり、それぞれにガラス張りの操作室が備えられている。

上流側は道路になっていて、操作タワーごとに管理用の鉄の扉が付いている。この入口は洪水時の避難通路を兼ねている。扉の中にはラセン階段があり、避難者は屋上まで登るのである。広場にも看板が立っていて、避難方法が分かりやすく示してある。
水門周辺は公園になっていて、ハマボウの群落があることは先回ご報告した。その中心地に木造の高床式建物が建っている、これは「野鳥観察小屋」で、水面や中洲に生息する野鳥を観察することができる。カワウを始め、ヒドリガモやカンムリカイツブリ、ユリカモメなどを見ることができる。


昭和54年から(1979)この地域の津波対策が進められ、平成9年に「ぼう僧川水門」が建設された。水門の型式は「鋼製シェル構造スライドゲート(巻上時ローラー)」という。6門のゲートがあり、それぞれにガラス張りの操作室が備えられている。

上流側は道路になっていて、操作タワーごとに管理用の鉄の扉が付いている。この入口は洪水時の避難通路を兼ねている。扉の中にはラセン階段があり、避難者は屋上まで登るのである。広場にも看板が立っていて、避難方法が分かりやすく示してある。
水門周辺は公園になっていて、ハマボウの群落があることは先回ご報告した。その中心地に木造の高床式建物が建っている、これは「野鳥観察小屋」で、水面や中洲に生息する野鳥を観察することができる。カワウを始め、ヒドリガモやカンムリカイツブリ、ユリカモメなどを見ることができる。


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