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尾瀬の木道
昨日の中日新聞の夕刊に、尾瀬の「歩荷(ぼっか)」の記事が載っていた。私も学生のときに、北アルプスで1度だけ経験したことがある。数10年を経て、初めて尾瀬に行ったときに出会ったこともあり、懐かしく思い出した。
山小屋への物資運搬は、ほとんどの山ではヘリコプターが主流だが、尾瀬では環境保護のため歩荷が主力だという。100kgもの荷物を背負って、10kmの山道を登る。左下の写真の段ボール箱を見ていただきたい。

私の57年前は、たかだか30kgの荷物だった。それでも一度休憩で座ると、立ち上がるのに人の手を借りなければならない。「一本立てよう」というのが休息の合図である。手に持つ「杖」(Y字形)を地面に立てて、荷物の荷重を身体から移す。座らずに立ったままの姿勢で一息つくのである。
尾瀬ヶ原は、東京電力が水力発電の人口湖にするために購入したという。しかし、貴重な高層湿原と湿原植物を破壊するという声が高く、そのまま保存したのである。植物が踏まれて傷まないように「木道」が設置されている。必ず2列作られているが、それはすれ違いと追い抜きのためである。

山小屋への物資運搬は、ほとんどの山ではヘリコプターが主流だが、尾瀬では環境保護のため歩荷が主力だという。100kgもの荷物を背負って、10kmの山道を登る。左下の写真の段ボール箱を見ていただきたい。

私の57年前は、たかだか30kgの荷物だった。それでも一度休憩で座ると、立ち上がるのに人の手を借りなければならない。「一本立てよう」というのが休息の合図である。手に持つ「杖」(Y字形)を地面に立てて、荷物の荷重を身体から移す。座らずに立ったままの姿勢で一息つくのである。
尾瀬ヶ原は、東京電力が水力発電の人口湖にするために購入したという。しかし、貴重な高層湿原と湿原植物を破壊するという声が高く、そのまま保存したのである。植物が踏まれて傷まないように「木道」が設置されている。必ず2列作られているが、それはすれ違いと追い抜きのためである。

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